モンドールチーズで、即席絶品チーズフォンデュ!

フランスには、モンドールという、秋~初春限定で販売されるチーズがある。木の箱のままモンドールをオーブンで温め、クリーミーに溶けたチーズをパンやジャガイモに付ければ、あっという間に濃厚なチーズフォンデュの出来上がりだ。チーズ大好きフランス人!彼らは毎年モンドールを待っている!

モンドール (Mont d’Or) は、平たい円の形をした、牛の乳から作られたウォッシュタイプのチーズ。フランスとスイスの国境近くの“モンドール山”地域で生産される。
**ウォッシュタイプ・チーズとは、外皮を塩水や酒で洗いながら熟成させたチーズのこと。味はコクがあり、マイルドだが、香りの強いものが多い。

製造過程でエピセアという木(トウヒの仲間)を薄く削った物を巻き付けて熟成させることで、独特の香り高いチーズが出来上がる。

元々、暑い気候では作ることができないチーズだったため、
現在でも製造は8月15日~3月31日、 最低21日間の熟成後される。
販売は9月10日~5月10日の期間限定となっている。

これをオーブンで温めてトロトロにして食べる。クリーミーなチーズ100%!チーズ好きにはたまらない。フランス人がモンドールチーズの話をする時、皆一様にうっとりした顔するのががとても微笑ましい。

円形の木の箱に入っている。

柔らかいチーズなので、木の容器に入れないと崩れてしまう。
出来立てのチーズは木枠よりも直径が大きく、それを箱に入れる時に上面にしわが寄る。

さて、どうやって食べるか。

蓋を開けてチーズの上面を露出させた状態で、

スプーン一杯の白ワインを入れて、容器ごとオーブンで180°Cで約20分加熱する。

ただそれだけ!

パンや茹でたジャガイモにかけて(またはジャガイモを容器の中のチーズにつけて食べる。)

フランスでは寒い季節になると、スーパーにも大小のモンドールがたくさん置かれる。値段は2~4人ぐらいで食べられる小さいサイズのもので大体7~10ユーロだ。

ちなみに、直径30センチを超える巨大モンドールもある。
食べきれなかった時は、上側の表皮を残しておいて、後で被せて冷蔵庫で保存。

日本でもネットで注文すれば手に入る。
チーズ好きはもちろん、これ一つでパーティーも食卓も華やぐので、是非お試しあれ。

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