スパイダーマン:スパイダーバース

日本で3月8日に公開予定のスパイダーマン初のアニメーション映画、スパイダーマン : スパイダーバース。フランスでは既に公開となっており、一足お先に観てきたので感想を。

© Sony Pictures

スパイダーマンと言えばピーター・パーカー版、赤と青のコスチュームがお馴染みだが、今回のアニメはマイルズ・モラレスという少年が主人公の黒スパイダーマンだ。この少年が身の回りに起こる試練を乗り越えながらヒーローになってゆく様を描いている。さらに次元を超えて複数のスパイダーマンが登場するのでとても華やかだ。

ストーリーがシンプルかつ非常によくまとまっていて、ユーモアあり、ハートウォーミングでもある。家族で見ると心に響くものがあるだろう。またマイルズ・モラレスのスパイダーマンはブルックリン、グラフィティ、音楽などキーワードが現代と非常にマッチしていて流行に敏感な世代に支持されていのが頷ける。

スパイダーマンがビルからビルへとウェブ・シューター (手首から糸を出す装置)を使って街を移動して行く時の疾走感、そして戦闘シーンのアクション、目まぐるしく切り替わる絵のスタイルに圧倒される。

見逃せない映画!別次元に発展した3Dアニメーション!

アニメーションが3D時代に入ってしばらく経つが、遂に発展形が現れた。映像はCGで作られ、さらに後から手書きで仕上げを施すという手法がとられており2018年だから実現できた、テクノロジーと、従来のアニメーションの視覚効果を組み合わせた集大成と言っても過言ではない。
映像に興味がある人、アニメーション映画を好んで見る人は、アニメーションの変革の流れをつかむ為にも見逃せない映画だ。

わたしにとって、この映画のジャンルは「映像研究」と「エンターテイメント」。ちょっと目が疲れるがよい刺激になった。

おすすめ度 ★★★★☆ (4/5)